富士山登頂




8月9日、ついにこの日がやってきました。日本の一番高い山「富士山」への挑戦…。
今回は部員総動員での挑戦です。
午後6時、地元を出発。マイカー規制中で5合目までの車両の進入は禁じられているため
シャトルバスで5合目まで移動します。午後8時30分のバスに乗りいざ出発!


午後9時00分、無事五合目に到着。お土産屋で杖を購入し記念撮影!
この時点からトイレは有料。一回100円。富士に来たと実感が湧いてきます。

午後9時30分、いよいよチャレンジ開始!僕らの長い戦いが始まります。

 

午後10時20分、あっさりと6合目到達、
特に身体にも異常はなく、装備品の点検と軽い小休止。
これは「富士山ってこんなに楽に登れるモノなんの?」と
考えさせるいわば完全なるトラップです。
まんまと引っかかりましたよ…。

午後11時40分、7合目到達。5合目から6合目まではほとんど平地で楽勝でしたが
6合目からは違いました。足場の悪い砂利道…。ここが良く滑る滑る。何回転んだことか。
それに加え私の想定になかった岩場ゾーンが待ち受けているんです。
足だけでは登り切ることができず両手を使ってよじ登らないと先へ進めません。
そしてなにより空気が薄い!!!!!
ハイキングと登山の違いを痛感させられました。

  

詐欺です。登っても登っても7合目です。山小屋に到着するたびに確認しましたがずっと7合目…。
この辺から少しずつ部員各々の体力差が出てきました。
この日のために水泳に励んだ副部長と砂浜をランニングしてきたマウス君。
そして部長のボクはと言うと仕事にかまけて何の準備もせず、しかも前日の睡眠時間は無いに等しく
さらに加えてTシャツに短パン姿。徐々に二人についていけなくなってきました。
バテバテになりながらも明けて午前2時50分、8合目到達!

この辺りからは、もう三歩歩けば息が上がる状態で心臓が異常なまでの早さで
脈打ち始めました…。23年生きてきてそれなりに辛い体験もしてきましたが
ここまで辛かったことはありません!(ボクの人生が薄っぺらいせいかな?)

完璧な死に体と化したボクと精鋭部員の二人との距離はドンドン離れていき
限界説浮上。この辺からリタイアする人が徐々に目立ってきました。
狭い登山道をフラフラと引き返して行く人を横目に色々な葛藤が…。
いっそ殺して〜〜!!

今回は事前にルールを定めており、頂上でのご来光の撮影が最優先事項と
決められています。つまりは誰か一人でも日の出前に登頂せよ!ということです。
まぁこの時点で残り時間を考慮すると部長のボクチンはリタイア寸前であるため
このルール上は望みはほぼ無いわけで…。

 

3時40分、精鋭部員2名8,5合目到達、オイラは15分遅れでなんとか追いつきました(-_-)
これが最後の山小屋に到着、完璧に足ひっぱてます。

ここで理科の教科書でおなじみの富士山ポテチ!ホントにパンパンです!
ポテチが苦しそうです!山頂に着くときにはどうなることやら…。
そんでもって理科系のネタでもう一つ面白い発見が!
この辺になるとタバコが吸えません。おそらく空気が薄いのが原因でしょうが
ライターに火がつかないんです!最初は風かガス欠か何かと思っていましたが
仕方なく副部長が持参したマッチを擦ると先ッチョがチリチリと炎をあげずに焦げるだけでした。

かなり面白い発見ではありますがそれに感動する余力はボクにはありません。
案内板を見ると残り1キロ!山頂まで1時間!との表示があり最後の力を振り絞り
再度歩き始めました。

太陽はまだ見えませんが少しずつ明るくなってきました。そのおかげで山頂が見えてきました。
ボクは絶望しました…。
全然1キロじゃないです。ムリムリムリムリ!!余裕はないのに少し笑っちゃいましたよ!!。
急勾配+曲がりくねった道+岩場+寒さ(T_T)  
明らかにあと1キロの表示はウソです。みなさんも信じちゃダメです!
この時点でボクのハートは無惨にへし折れました。(ホントにポッキって音がした)
さすがにこれは根性でどうとかなる問題ではない、まさに心身の限界です。
ここでデジカメを副部長に託しボクは登山道で大の字…。
残り時間を考えてもこれが無難な策だったわけで、しばらく動くことすらできませんでした。

10分くらいして呼吸が整ってきたところで再出発。もう副部長とマウス君の姿は何処にも見えません。
遙か彼方の雲間から太陽の光がのぞいています。
ボクの心に「せっかく来てこのまま終わって良いのか?」という気持ちが沸き上がってきました。
妥協との葛藤…。とにかく前へ!
太陽の光で少し気合いが戻ってきました。しかし体ついてきません。3歩歩けば本当に息切れ、
それでも酸素のスプレー缶片手に少しずつ一歩一歩前進しました。
目測9,6合目位まで歩いたときに太陽が顔を少し出し、焦ったボクは登山道を全力疾走。
15秒くらい走ったところでボクの意志とは関係なく全身の力が抜けその場でダウン。
視界が暗くなり心臓の鼓動の音しか聞こえません。柔道で落とされたときと感覚が似てました(^_^;)
完璧に精も根も尽き果てました。タイムアップ。午前4時55分、ここでご来光!!
二人は登り切ったのだろうか…?

 

副部長が撮影したモノです。この写真を自分の手で撮影したかった(>_<)
途中でマウス君も脱落したようで登り切れたのは副部長だけ!!
水泳効果爆発といったところでしょうか?それにしてもうらやましい!
部員総崩れではありますがルール上、我々の勝利です(^_^)v

 

遅れること30分、登頂達成。
朦朧とする意識の中、ご来光を眺めていましたが登り切ったところで
10分くらい失神しました!寝たんじゃなくてリアルに失神ですねアレは…。
最後はもう這うようにして山頂に到達したって感じです。

コツコツとかあまり好きな言葉ではないですが
一歩一歩の積み重ねの大切さを体で学ぶことができました。
人として成長したよ!確実にね☆







下山する?

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